レンタルサーバーとは、サーバー業者が提供するウェブサーバーとメールサーバーをレンタルできるサービスの事です。

レンタルサーバーはそのサーバー運用形態によって、幾つかの種類に分ける事ができます。

共用サーバーとは、ひとつのサーバーの中に複数のユーザーが同居しているサーバーです。月額数百円程度の低料金から利用できるので最も需要が多く、サーバーの設定などは業者まかせで良いので初心者でも安心です。

専用サーバーとは、ひとつのサーバーを1人で使うレンタルサーバーです。

仮想専用サーバーとは、専用サーバーと共用サーバーの中間的なレンタルサーバーです。

サーバーOSとは、ウェブサーバーやメールサーバーなどのサーバーソフトが稼働しているパソコンのOSを指します。サーバーといえどもOS上で動くことに変わりありません。

サーバーソフトとはウェブサーバーやメールサーバー用の専用ソフトウェアのことです。

ウェブサーバーとは、ウェブサーバー機能を持ったソフトウェアが稼働しているコンピュータのことです。

メールサーバーとは、メールサーバー機能を持ったソフトウェアが稼働しているコンピュータのことです。

サーバー設置場所としては日本国内設置でIDC（データセンター）に置かれているのが最も多い形態です。

IDCとは、Internet Data Centerの略でサーバー運用に最適化された施設を指します。IDCの多くはレンタルサーバーとは別の大手通信会社や大小のプロバイダによって運営されています。

バックボーンとはレンタルサーバー業者のサーバーとインターネットを繋ぐネット接続回線のことです。

サーバーレスポンスとは、サーバー利用者がサーバーに命令を送った時に反応してくれる速度のことです。一番わかりやすいのはウェブ閲覧時のページ表示速度です。

レンタルサーバー利用でのトラブルや判らない事があると利用します。

Frequently Asked Questions は直訳すると「よく聞かれる質問」です。

レンタルサーバーの多くは複数の料金プランを用意しています。プラン毎にディスク容量やメールアカウント数、利用可能なアプリケーションが違います。

無料お試し期間とはレンタルサーバー契約前に（料金を払う前に）テスト利用できる期間です。

レンタルサーバーでは契約できる月数があらかじめ決まっています。

最短利用期間とはレンタルサーバーを契約した後、解約できる最短期間の事を指します。

初期設定料金とは、レンタルサーバー契約時に一回だけ払う料金です。

月額料金はレンタルサーバー契約後、毎月払い続ける料金です。

レンタルサーバーで初年度に払う料金は以下のとおりです。

レンタルサーバーで2年目以降に支払う料金は月額料金のみです。年度毎の料金は以下のようになります。

レンタルサーバーによってはオプションで機能追加できる場合があります。

レンタルサーバーといっても全ての業者で独自ドメインが利用できるわけではなく、利用できない業者もあります。

複数ドメインとは、ひとつのレンタルサーバー契約で複数の独自ドメインを利用できるものです。マルチドメインとも呼ばれます。当然ですが、利用するにあたっては独自ドメインを複数持っている必要があります。

サブドメインとは独自ドメインの補助的なアドレス形式です。レンタルサーバーによってはサブドメイン形式のサイトアドレス（URL）、メールアドレスが利用できます。

ディレクトリ形式は独自ドメインの補助的なURL形式です。

ドキュメントルートとは、ウェブサーバー上でウェブサイトのデータ（HTMLファイルや画像ファイルなど）を置けるディレクトリ（フォルダ）です。

サーバー管理画面とは、 レンタルサーバー利用者がサーバーに関する各種設定をブラウザから行える機能です。 レンタルサーバーを借りると必ず提供されます。

データ転送量とはウェブページの閲覧やメールの送受信、FTPでのファイル送受信などサーバーとクライアントパソコン（利用者）の間で転送される全てのデータ量のことです。

ディスク容量とは、ウェブサイト（ホームページ）容量と受信メール容量の許容値です。レンタルサーバーによってはそれぞれ別々に表記される事もありますが、通常ディスク容量と言えば、サイト容量とメール容量の合計値を表します。

メールアカウントとは、メールサーバー内の各メールボックス（メールを保管するフォルダ）に接続する為のIDのことです。メール受信時のユーザー認証に使われます。

メール転送とは、受信メールを携帯や他のPCなど指定アドレスへ転送する機能のことです。 自宅宛のメールを外出中に確認したいなんて時に便利です。

自動返信メールとは、あるメールアカウントに届いた受信メールに対して、あらかじめ作成しておいた定型文を自動で返信する機能です。メールを貰ってもしばらく返信できない時などに便利です。

メーリングリストとは、メールを複数人で共有するシステムです。

ウィルスメール駆除とは、ウィルス付メールをメールサーバー側で除去してくれるサービスです。自分のパソコンにセキュリティソフトが入っていると、二重に防御できるので安全性が倍増します！

迷惑メールフィルタとは、宣伝目的やフィッシング目的（偽サイトへ誘導し個人情報を盗み取る！）などの迷惑（スパム）メールをメールサーバー側で除去してくれるサービスです。

SMTP認証とは、メールの送信時にユーザー認証を行うシステムです。

ウェブメールとは、ウェブブラウザを使って利用できるメールシステムです。メールの閲覧、送受信がインターネット環境さえ整えば、外出先のパソコンやネットカフェ、地球の裏側からでも可能です。

FTPアカウントとは、サイト（ホームページ）データをウェブサーバーへ送信（アップロード）する時に使う接続IDです。

CGI とはウェブページを閲覧する際に、ブラウザからの要求でウェブサーバー側で特定のプログラムを動作させ、実行結果をブラウザに返す仕組みの総称です。

PHPとは、JavaScript のようにウェブページを構成するファイルの中に直接書き込めるプログラミング言語です。構文が簡単なのでプログラム初心者にも扱い易い言語と言えます。

SSI とは、サイトを訪問するだけでウェブサーバー側で自動実行されるプログラムの事です。アクセスカウンタ等に使われています。

SSLとは、サイト上で個人情報などを入力する際に、ウェブサーバー側に送信されるデータを暗号化する技術です。ネットショップなどでよく使われています。

Telnetとは、サーバーに直接コマンド（命令文）を送って希望の命令を動作・実行させる機能です。あくまでキーボード入力による文字情報のみの通信になり、マウスを使った操作はできません。

やることはTelnetと同じですが、通信が暗号化されます。利用にはPuttyなどのSSHクライアントを利用するのが一般的です。

.htaccessとは、UNIX系OSを使うレンタルサーバーのほとんどで採用されている「 Apache 」ウェブサーバーにおいて利用できるサーバー設定ファイルです。

Cronとはサーバーに対して定刻に決められた処理を自動実行させる機能です。サーバーデータの定期的バックアップやウェブサイトの自動更新などに利用できます。

モジュールとはソフトウェアの機能を拡張する為の独立したプログラムの事です。

ImageMagickとは、画像処理と画像表示を行なうPerl 、PHP用モジュールです。

データベースとは、大量に蓄積されたデータの集まりです。データベースを構築・管理できるソフトウェアを使えば、蓄積したデータの中から必要なデータだけを適宜呼び出して利用できます。

MySQL（マイエスキューエル）とは、大量のデータを管理できるデータベース構築・管理用ソフトウェアです。

PostgreSQL（ポストグレスキューエル）とは、大量のデータを管理できるデータベース構築・管理用ソフトウェアです。

CMSとは、Contents Management System（コンテンツ管理システム）の略で、データベース利用に対応したウェブページ制作ツールの総称です。

MovableTypeとは、シックス・アパート株式会社が提供する有料のCMSで、主にブログツールとして利用される人気ソフトです。

※個人のブログ利用なら無料で利用できます。

WordPressとは、主にブログとして利用される高機能な無料CMSです。PHP+MySQLが使えるレンタルサーバーで動作します。

XOOPS（ズープス）とは、フリー（無料）のCMSのひとつで、不特定多数のユーザが参加できるコミュニティサイト構築用ソフトウェアです。MySQLとPHPが利用可能なサーバーでインストールできます。

Wikiとは、フリー（無料）のCMSのひとつで、サイト管理人だけでなく閲覧者自身が簡単にページを追加・修正できるサイト構築用ソフトウェアです。

osCommerceとは、オープンソース（無料）のオンラインショップ構築用ソフトウェアです。

ZenCartとは、osCommerceをベースに開発されたオープンソース（無料）のオンラインショップ構築用ソフトウェアです。デザインテンプレート機能が標準装備されています。

ショッピングカートとは、オンラインショップ用の買い物かご機能のみをCGIで提供するサービスです。レンタルサーバーによっては、決済サービスとセットになっている場合もあります。

決済サービスとは、オンラインショップ用のクレジットカードによる決済機能の事です。レンタルサーバーで、このサービスを提供していればクレジットカード加盟店でない個人でもカード決済機能をウェブサイトに導入できます。

商用利用とは、ウェブサイト上で商業活動（オンラインショップ等）ができるかどうかを指します。ほとんどのレンタルサーバーで許可されています。

アフィリエイトとは、ウェブサイト上の広告を経由した商品売り上げに対して、広告主からサイト管理人にインセンティブ（報酬）が支払われる仕組みです。

アクセス解析とは、ウェブサイトの訪問者数や検索キーワードなど閲覧されたページについての詳細を調べられるプログラムです。

冗長化とはサーバーを稼働させる時に、予備のシステムやハードウェアを用意することです。

データバックアップとは、レンタルサーバー上のデータのバックアップを取る事を意味します。