独自ドメインの表記方法には意味があります!(2)
DNSはドメイン名(ホスト名) ⇒ IPアドレスへの変換(名前解決)に使われるインターネットに欠かせないシステムです。
DNSは世界中に存在する膨大な数のDNSサーバーによって成り立ち、それぞれが連携して階層的な巨大ネットワークを形成しています。インターネットはウェブサーバー、メールサーバーだけのネットワークではなく、DNSサーバーによるネットワークも並存している事になります。
DNSは完全にドメイン名に対応したネットワークとなっており、ドメインのドット( . )区切りで別々のDNSサーバーが存在します。
例えば、ホスト名+ドメイン名(FQDN)でサイトアドレスを記述した場合、これに対応する形でホストコンピュータとDNSサーバーが存在する事になります。
▼ホスト名+ドメイン名でアドレス指定!
⇒ http://www.dmget.com の場合
サイトアドレスの中でドット( . )で区切られた部分は、それぞれ右からトップレベルドメイン、セカンドレベルドメイン、サードレベルドメインと呼ばれます。それぞれのドメインが階層(ツリー)構造の一部となって、DNSネットワーク上で配下のDNSサーバーを管理しています。元々ドメイン(domain)の英語訳は「領域、範囲」ですから、意味通りの構造になっていると言えます。
この階層構造に則して特定のホストの場所を、ルートからの絶対位置で表したものがサイトアドレスです。(メールアドレスも基本的に同じ)
▼FQDNによるサイトアドレス指定http://www.dmget.com└ 3rd└ 2nd└ Top
階層構造のDNSでルートからの絶対位置を表している、という事は、ドメインは右から大分類 ⇒ 中分類 ⇒ 小分類と並んでいる事になります。分類が小さくなるほどアドレスが絞り込まれていく仕組みです。このような関係上( . )の左側は全てサブ(子分類)ドメインと呼ばれます。
※ ドットの左側は全てサブドメインhttp://www.dmget.comサブサブ
DNSの働きで知っておきたいのは、このネットワークはホスト側にあるDNSサーバーに辿り着くために作られている、という事です。何故ならここに行き着かない限りサイトアドレスを名前解決できないからです。
インターネットでアドレスを問い合わせる場合、まずルートDNSサーバーに問い合わせを送ります。ルートDNSサーバーを初め、上位にあるDNSサーバーは、自身の直下にあるDNSサーバーの情報、つまりDNSサーバーのIPアドレスを知っているだけです。例えば、.com ドメインを管理するDNSサーバーは、abc.com や def.com といった自身のサブドメインのDNSサーバー情報だけを知っています。
この事からサイトアドレスに記されている順番どおりに上位からDNSサーバーに問い合わせていくと、目的地であるホスト側のDNSサーバーに到達できる事になります。
最後のDNSサーバーだけは返す値が違います!
ホスト側のDNSサーバーは自分のドメイン内にあるホストのIPアドレスを返します。つまり、ここに問い合わせて初めてサイトアドレスに記されているホスト名のIPアドレスが得られるわけです。
これによってサイトアドレスに記されたホストにアクセスできるようになります。
いきなり最終目的地に行けないのは、インターネットがあまりにも巨大な為に、各DNSサーバーで問い合わせを分散処理した方が効率的だからです。
尚、ネットユーザー側の窓口となる問い合わせを送る為だけのDNSサーバーもあります。これをキャッシュDNSサーバーと呼びます。
≫ 独自ドメイン取得で何ができるのか
≫ 独自ドメインをアドレスとして機能させるには?
≫ 独自ドメインの表記方法には意味があります!(1)
≫ 独自ドメインの表記方法には意味があります!(2)
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