ドメイン管理業者を変更したい！～ レジストラ移管

文字通りレジストラを変更するものです。レジストラは独自ドメイン取得後にドメイン管理業者として利用しているので、これは管理業者を変える行為になります。

しかし、どのドメイン管理業者でも意地悪なぐらい他社へのレジストラ移管についての記述は少ないのが現実です。

これには理由があって、仕方ないと言えなくもありません。というのもドメイン管理業者の変更は、独自ドメインの所有者が移管先のレジストラへ申請を出すだけで行えてしまうからです。
基本的に現レジストラ（管理業者）への事前連絡などは必要ありません。

しかし中にはドメインにロックをかけて移管できないようにしている業者もあります。

これは必ずしも悪意があってやっている訳ではなく、第三者が不正にレジストラ移管を行うのを防ぐために設けられている措置です。管理業者に連絡してロックを解除してもらえば問題なく移管できるようになります。

レジストラ移管を拒否するような業者は論外です。そんな業者では独自ドメインを取得しないように事前に確認しておきましょう。（ドメインの名義がしっかり自分名義になっていれば通常問題はありません）

ドメイン管理業者としてレジストラではなくドメイン取得代行業者を利用している場合でも、レジストラ移管は可能です。移管先のレジストラに申請すれば、そのまま新レジストラがドメイン管理業者となります。

もし代行業者同士で移管させる場合は、代行業者はもちろん、代行業者と契約関係にあるレジストラも含めての移管になります。

利用者の直接の窓口は代行業者になるので、移管する場合は新しい代行業者に移管申請を申し込みます。移管後は新代行業者がドメイン管理業者となります。

移管の手続きはレジストラ毎に違いますが、移管先のサイト説明に従って行えば問題なく完了します。

通常レジストラ移管完了までは10日前後かかりますが、ホームページ（サイトアドレス）やメール（メールアドレス）が利用できなくなる期間はありません！DNSサーバーなどのドメイン登録情報も引き継いで移管されます。