個人情報の公開~.jp ドメインで個人情報を公開したくない!
gTLDでの個人情報の公開を懸念した .jpドメインのレジストリであるJPRSが、対策として.jp(汎用.jp)ドメインには公開連絡窓口制度を作りました。
元々ドメイン登録情報の中の個人情報は、独自ドメインの運用中に起こった何らかのトラブルを解決する際の連絡先として、Whoisでインターネット上に公開されています。
この個人情報に係わる部分だけをドメイン所有者に連絡がつくことを条件に、代替情報を公開できるようにしたのが、"公開連絡窓口"です。
汎用.jpドメイン取得時には公開連絡窓口情報として、連絡者の名前、住所、電話番号、メールアドレス、FAX番号(省略可)を登録します。
公開連絡窓口情報には、ドメイン登録者本人の情報を登録しても構いませんが、自身の情報を公開することを望まない場合には、ドメイン管理業者の情報を代理で登録させる事もできます。
これにより汎用.jpドメインにおいてはWhoisによる個人情報の公開を可能な限り控える事ができます。
[公開連絡窓口情報]
▽名前 → 登録者本人もしくはドメイン管理業者のもの
▽住所 → 登録者本人もしくはドメイン管理業者のもの
▽電話番号 → 登録者本人もしくはドメイン管理業者のもの
▽E-mailアドレス → 登録者本人もしくはドメイン管理業者のもの
▽FAX番号 → 登録者本人もしくはドメイン管理業者のもの
尚、公開連絡窓口情報とは別に、登録者情報として登録者名のみは公開されます。ドメイン管理業者によっては、登録者情報のWhois代理公開を提供している場合があります。
気になる場合は事前に問い合わせて確認しておきましょう。
≫ 個人情報の公開~どんな情報がWhoisで公開されるのか?
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