独自ドメインの有効期限切れに最大限の注意を!
全てのドメイン名には有効登録期限が設定されていて、期限が切れる前に更新手続きをする事で、次年度以降も利用可能となります。
ドメインは一度取得すると永久に自分のものと思いがちですが、実際には料金を払って有効期間分だけ利用しているに過ぎません!
ドメインの有効期間はドメイン管理業者が提供するWhoisを利用すれば確認できます。
以下のサイトでもWhois検索できます。
⇒ Whois Gateway
独自ドメインの更新のお知らせはドメイン管理業者よりのメールでのみ通知されます。
使われるメールアドレスはドメイン登録情報に登録されているアドレスです。この為に登録メールアドレスは常に使える状態にしておかないといけません!
注意したいのは海外のレジストラで独自ドメインを取得していた場合です。英語の更新メールをスパム扱いして削除してしまったら、有効期限切れでドメインが失効する危険性があります。
もし万が一更新作業を忘れて有効期限が切れてしまった場合は、ある一定期間までなら救済措置が設けられています。
gTLDの場合は期限切れ後、各レジストラ毎に30日~75日の間で猶予期間が設けられています。この期間内なら当該ドメイン名の回復が可能です。
登録期限後、自動更新猶予期間(最長45日)に入ります。この期間ならレジストラに申請を出すことで回復可能です。但し、自動更新猶予期間に入ると各レジストラは自由に削除申請をレジストリに出せます。このため最短で1日、最長で45日となります。いつ削除申請を出すかはレジストラにより異なります。
自動更新猶予期間の後に、請戻猶予期間(30日)に突入します。この期間に入ると既にドメイン名は無効ですが、元の登録者がレジストラに請戻しの申請をすることによって、まだドメイン名を取り戻せます。ここを過ぎるともう回復不可能です!
汎用.jpの場合は、登録期限(登録日に係わらず必ず月末になる)のあと1か月のドメイン凍結期間に入ります。この期間は既にドメイン名は無効ですが、最初の20日間であればレジストラに申請することで回復可能です。
もし独自ドメインを完全に失効させてしまったら、レジストリによる当該ドメイン名削除の後、登録可能になってから再登録(再取得)という手順を踏まないといけません。しかしドメインは先願制なので再び同じ登録者が登録できるとは限りません。
自分に限って大丈夫と思うかもしれませんが、1999年にマイクロソフト社が無料ウェブメール「 Hotmail 」のドメイン名を失効させたのを初め、有名企業でもうっかりミスが後を絶ちません。更新メールにだけ頼るのではなく、ローカル環境で何かしらの通知環境を整えておく事が重要でしょう。
くれぐれも更新忘れにはご注意ください!
≫ 個人情報の公開~どんな情報がWhoisで公開されるのか?
≫ 個人情報の公開~.jp ドメインで個人情報を公開したくない!
≫ 個人情報の公開~.com ドメインで個人情報を公開したくない!
≫ 個人情報の公開~ドメイン登録情報は正確に!
≫ 独自ドメインを自分名義で取得できるか確認する!
≫ 独自ドメインの有効期限切れに最大限の注意を!
≫ 期限切れドメインの取得に注意!
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≫ 独自ドメインを自分名義で取得できるか確認する!
→ 独自ドメインの有効期限切れに最大限の注意を!
≫ 期限切れドメインの取得に注意!
≫ 独自ドメイン取得手順
≫ 独自ドメイン取得業者を選ぶポイント
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お薦めポイント2 ⇒ Whois代理公開により個人情報の公開を防げる!
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▼ムームードメイン ・・・ .com .net 年間 950円、 .jp 年間 2,980円
ドメインの取得について from シミュレーションラブ
ドメイン再取得での「請戻猶予期間」は通常は数ヶ月以内と言われていますが、今回当方が色々と調べてみた所「whoisの更新のタイミング」や「請戻猶予期間を過ぎ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年03月08日 00:09
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トラックバック時刻: 2007年03月10日 18:20